私の作品は、銅板をコツコツとハンマーで叩いて形作るCopperplate drawing「銅板画」です。 金属という固い素材に挑戦するために、テーマも古代生物を扱う事が多くなりました。バーナーなどの火力で金属を柔らかくする方法は取らず、ひたすら打ち続けて作品を作っています。出来上がった作品が時間経過に耐え得るよう女性にとっては少々難しいスキルですが、私は芸術に真っ直ぐ向き合っていたい。
彫金家 ジミー佐藤
地球の古代にロマンを感じる人が多い。長すぎる時間を表すのに、描く人、刻む人、様々な素材でフィギュアを創り出す人、中には白い紙で素晴らしい恐竜を折り出す人もいる。アーティストたちは自分の持ち場で常に創造している。 私は銅板の0.8ミリの浮彫の中に、古代生物の石に閉じ込められた生と、骨格として残る姿に生き物の根源と進化の美を見つめたい。魅力あるモチーフである。
毎年五月下旬に、六本木の国立新美術館にて所属する第一美術協会の全国公募展が開催され、出展しています。その他、同協会の湘南支部の新春展・秋の支部展・小品展にも作品を展示しています。
第93回第一美術展開催 六本木・国立新美術館
2024年5月29日(水)から6月10日(月)
第一美術協会オフィシャルサイト
http://daiichibijyutu.com/